授業
ユナイテッド・ワールド・カッレジISAKジャパンは、建学の精神にもとづいて、変革を起こせる「チェンジメーカー」を育てる学びと実践を大切にしています。卒業時には、日本の高等学校の卒業資格と国際バカロレア(IB)資格の両方を持ち、生徒たちが心から情熱を持てる道に自信を持って進めるよう、実践的な授業を提供しています。高校1年次では、リーダーシップやデザイン思考のスキルを身に着けながら、国際バカロレア・ディプロマ・プログラム（IBDP）の履修に向けた準備を進めていきます。高校2-3年次では、1年次で学んだ知識やスキルを礎に、IBDPの履修が始まります。
高校1年次（10年生）
リーダーシップ教育
ユナイテッド・ワールド・カッレジISAKジャパンでは、リーダーシップとは地位や肩書きではなく、先天的に与えられる能力でもなく、実践を積み重ねることで誰でも身につく「スキル」であると考えています。そのため、リーダーに必要な「自分や社会にとって大切なことを見極める力」「困難な状況においても行動を起こせる力」「多様な価値観を受け入れて活かせる力」「仲間をサポートする力」を身につけるための授業を行っています。
ユナイテッド・ワールド・カッレジISAKジャパンのリーダーシップ教育
日本の学習指導要領に準拠した高等学校
文部科学省認定の高等学校（学校教育法第1条校）として、 原則として日本の学習指導要領に準拠し、リーダーシップやデザイン思考のスキルを身につけながら、10年生は国際バカロレア・ディプロマ・プログラム（IBDP)の履修に向けた準備を進めていきます。ディスカッションベースの少人数制の授業では、文化や宗教や考え方の多様性に触れることができ、教科書だけでは学ぶことができない、真の教育に触れることができます。
ユナイテッド・ワールド・カッレジISAKジャパンの授業
高校1年次（10年生）は以下の科目を履修します
英語 *
国語 / 日本語 (初級、中級) *
数学 *
保健
応用デザイン
社会（地理歴史・公民）
体育
情報科学
理科
芸術
* 英語、日本語（国語）および数学は能力別のクラスに分かれます。
高校2-3年次（11-12年生）
国際バカロレア・ディプロマ・プログラム（IBDP）
生徒たちは、IBDPアドバイザーのサポートを得ながら、6科目のグループから6教科（標準レベル3教科と、上級レベル3教科）を選択します。その際、グループ1〜5 の中から各1教科、残り1教科はグループ6またはグループ1, 2, 3, 4の中から選択できます。IBDPは2年制のプログラムで、高校3年次には2年次で履修した科目を継続して学びます。IB試験は、高校3年次の学期末に実施されます。
IBDP科目リスト
英語 A 文学
英語 A 言語と文学
中国語 A 文学
日本語 A 言語と文学
スペイン語 A 言語と文学
学校支援独学 A (SSST) – 文学 (SL)*
*別途、費用が発生する場合がございます
英語 B
中国語 ab initio 初級 (SL)
日本語 B
日本語 ab initio 初級 (SL)
スペイン語 B
スペイン語 ab initio 初級 (SL)
歴史
経済
国際政治 – (HL）
環境システムと社会 (ESS) – (SL）
生物
物理
化学
コンピューター・サイエンス
環境システムと社会 (ESS) – (SL）
数学 アナリシスとアプローチ
数学 アプリケーションとインタープリテーション (SL)
美術
フィルム
ドラマ
For detailed information on IBDP courses, view our G11-12 Academic Handbook.
国際バカロレア・ディプロマ・プログラム（IBDP)について
IBDPは、世界中の大学より高い評価を得ている2年間のプログラムです。100か国以上の国々で大学入学資格として認められており、成績優秀者に対してIBDPの単位を大学の単位として移行を認める学校もあります。また、日本のトップレベルの大学においてもIBDPの成績を入試の代替資格として受け入る学校もあります。
IBDPに関する用語について、詳しくは下記をご参照ください：
本校IBPDのコア科目
上述の6科目に加え、IBディプロマの候補生は3つのコア科目を取得することが求められます。
CAS (創造性・課外活動・社会貢献)
CASは「Creativity（創造性）、Activity（課外活動）、Service（社会貢献）」をあらわす科目で、授業の外で実地に学ぶ絶好の機会です。CASを通じて、生徒たちは自らの学びや成長と向き合っていきます。本校では、多くの生徒たちがプロジェクトを学校独自のリーダーシップ理念に共鳴させるよう設計し、実践を重ねています。
EE（エクステンディッド・エッセイ）
EEは卒業論文とも訳され、生徒がみずから選んだ題材について研究したり深く思考したりしながら、4,000語（英単語）以内の論文にまとめたものを、世界のIB担当者が採点するという科目です。
TOK（セオリー・オブ・ナレッジ）
TOKはセオリー・オブ・ナレッジ（知の理論）の略で、知識の概念の価値や真実性、形態について議論します。この他、生徒が提出するエッセイも評価の対象となります。
