10周年記念

さらなる変革のために

ユナイテッド・ワールド・カレッジ ISAKジャパンでは、高等学校としての教育課程に加え、さまざまな社会貢献活動を行っています。

2014年の開校以来、本校は多くの皆様からの共感とご支援に支えられ、たくさんの素晴らしい生徒を迎えることができました。その中で、「ISAKをもう一校つくらないのですか?」というご質問を数多くいただくようになりました。

学校の建学の精神である「自ら成長し続け、 新たなフロンティアに挑み、 共に時代を創っていく チェンジメーカーを育む」という理念を社会全体で実現するために本校ができることについて考えたとき、私たちが得た学びを「新たなフロンティアに挑む」という思いを同じくする教育アントレプレナーや自治体・政策決定現場の教育リーダーの方と共有することで、ISAKをもう一校つくるよりも大きな変化を生み出すことができるのではないか、と考えました。

そのような思いから、多様な教育の選択肢を生み出そうとしている教育領域の「チェンジメーカー」を支援する活動や、本校の設立・運営過程で得た実践的な学びに基づいた政策提言などを、ISAKの社会貢献活動として行っています。

教育領域の「チェンジメーカー」支援

HatchEdu

I日本国内の教育アントレプレナーを支援する事業として2019年にスタートしたHatchEduでは、「子どもたちが豊かな人生(フル・ライフ)を自ら拓くきっかけとなる多様な教育の選択肢を生み出す」というゴールの実現に向け、教育事業のアクセラレーション(成長加速支援)を行っています。また、同じ志を共有するさまざまな立場のプロフェッショナルの方たちが、プロボノ(スキルを生かしたボランティア)の形で教育に関わり、共に学び合うためのコミュニティを形成しています。

同時にまた、国内外の教育アントレプレナーをスピーカーとして迎えたオンラインイベントなども行っています。

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政策提言

国際バカロレアの教育課程と学習指導要領の整合性をもたせるための提言に始まり、高等教育や留学生問題など幅広いテーマで、日本の教育政策についての提言やアイデアの発信を行っています。

また、政策立案の現場にいる方、学校経営者、民間の教育リーダーなどを含む、多様なパネリストイベントなどの場を通じた対話なども行っています。

教育アジェンダの提起

日本の教育の中で、多様性についての認識拡大や新たな選択肢の創出が特に求められている課題領域について、海外との比較や国際データの分析などを元にした記事発信や、教育者・保護者を対象としたイベントを開催しています。また、「行動につながる課題提起」となるよう、団体の運営にも関わっています。

ギフテッド教育

本校代表理事、小林りんが「アドバンス・ラーナー」を支援する一般社団法人Education Beyondの理事を務めています。また、2018年より海外のギフテッド教育プログラムに関する紹介なども行っており、 2022年には米国ジョンズ・ホプキンス大学の Center for Talented Youth の責任者をゲストスピーカーに迎えた大規模なオンラインイベントも開催しました。

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ジェンダーギャップ

日本は先進国の中でも4年制大学進学率の男女差が大きく、特にSTEM分野でのジェンダーギャップが著しいと言われています。この課題に関しても、記事発信やイベントなどを通じて問題提起をしています。

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海外の先端的な教育の紹介

「教育にできること」を想像力豊かにとらえ、私たち自身のビジョンを拡張していくために、“Outside-in” の視点をもつことが大事であると考えます。そのような観点から、海外の教育イノベーションや先端的な教育を行っている学校・プログラムをご紹介しています。

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