10周年記念

UWC ISAKの学習カリキュラムや授業をご紹介します

こんにちは。リードアンバサダーの万葉です。UWC ISAK Japan紹介ブログ第2回目は学業についてです。今回もQ&A形式で、ISAKの学習カリキュラムや授業について紹介していきたいと思います!

Q. ISAKでは、何を勉強するの?

10年生の学習

A. 高校二年生・三年生(11年生、12年生)はIBDP(国際バカロレア・ディプロマ・プログラム)を履修します。IBについての詳しい説明は文部科学省IB教育推進コンソーシアムのホームページでご参照いただけます。高校一年生(10年生)はプレIB学年としてIBの基礎固めの学習をします。

 

Q. プレIB学年の一年生はどの教科を履修するの?

A. 2022年度の一年生のカリキュラムは、
日本語、英語、数学、社会、理科、美術、体育、情報、言語と文化、リーダーシップの10教科となっています。英語と日本語のみIBで求められるパラグラフライティングやプレゼンテーション、レポートなどのスキルだけでなく、論理的思考や批判的思考などの学びに対するアプローチの仕方を学びます。

Q. ISAKのIBではどの教科を提供しているの?

A. 2022年度は、
グループ1:言語と文学(母国語)
英語A 文学 (English A literature)
英語A 言語と文学 (English A language and literature)
中国語A 文学 (Chinese A literature)
日本語A 言語と文学 (Japanese A language and literature)
スペイン語A (Spanish A language and literature)
セルフトート(SLのみ)(school supported self-taught A literature)

グループ2:言語習得(外国語)
英語B (English B)
中国語初級 (SLのみ)(Mandarin ab initio)
日本語B (Japanese B)
日本語初級(SLのみ)(Japanese ab initio)
スペイン語B(Spanish B)
スペイン語初級(SLのみ)(Spanish ab initio)

グループ3:個人と社会
歴史 (History)
経済 (Economics)
グローバル政治(HLのみ) (Global politics)
環境システムと社会(グループ3と4の横断科目、SLのみ)(Environmental Systems and Societies)

グループ4:理科
生物 (Biology)
化学 (Chemistry)
物理 (Physics)
コンピュータサイエンス (Computer Science)
環境システムと社会(グループ3と4の横断科目、SLのみ)(Environmental Systems and Societies)

グループ5:数学
解析とアプローチ (Analysis and Approaches)
応用と解釈(SLのみ) (Applications and Interpretation)

グループ6:芸術
美術 (Visual Arts)
フィルム (Film)
演劇 (Theatre)

この他にもIBの全員必修科目として、CAS (創造性、課外活動、社会貢献:creative, activity, service),、TOK (知の理論:Theory of knowledge)、EE (エクステンド・エッセイ:The extended essay)の3科目があります。

Q. ISAKの授業はどんな感じ?

A. ISAKの授業は1コマ80分で、一日5コマあります。先生が一方的に教えるというよりも、ディスカッションやプロジェクトベースのアクティブラーニングが多いので、80分もあっという間に過ぎてしまいます。

Q. ISAKは何学期制なの?

A. ISAKは、秋休み、冬休み、春休み、夏休みを区切りとした4学期制となっています。冬休み前と夏休み前の年2回成績がつけられます。

Q. ISAKに定期テストはあるの?

A. ISAKのテストは主に、Formative assessmentとSummative assessmentの二種類に分かれています。Formative assessmentは成績全体の約20%(教科によって異なる)を占め、不定期に行われます。一方、Summative assessmentは成績全体の約80%を占め、主に各学期の終了前に年4回行われます。また、IB最終試験に向けた模擬試験が二年生と三年生の間に3回行われます。

 社会の授業でのディベートの風景
社会の授業でのディベートの風景
Q. 英語力はどれくらい必要なの?

A. ISAKの入試では英語力よりも志願者のパーソナリティやパッションを重視します。そのため、英語力については制限を設けていません。しかしながら、授業を含めて、寮生活やクラブ活動などの日常生活は全て英語で行われます。そのため、完璧な英語力は必要ありませんが、自分の意見を伝えようとする意欲、英語学習の努力が求められます。ISAKはただ英語を身につけるための場所ではなく、多様性やリーダーシップのマインドセットを学ぶ場所です。英語力を心配して受験を諦めず、ISAKに行きたいという気持ちを大切にしてチャレンジしてほしいと思います。

ISAKの学習内容や授業の雰囲気が伝わりましたでしょうか?80カ国以上の生徒と学ぶので、ニュースで見る世界の出来事を当事者から直に聞いたり、異なる価値観を共有できたり、そこから新しい学びが日々生まれていて興味深いです。

 リーダシップのクラスのキャンプファイヤー
リーダシップのクラスのキャンプファイヤー

また、日本人生徒が運営している「UWC ISAK 生活日記」という非公式ブログでは、さらに詳しくISAKの学校情報や日常生活、受験のアドバイスなどを生徒目線で紹介しています。もっとISAKを知りたいという方、ISAKの受験を検討している方はぜひそちらも覗いてみてください!

↓UWC ISAK 生活日記のリンク
https://ameblo.jp/uwcisakjapan/

最終回となる次回はISAKの寮生活・アクティビティについて紹介するので、読んでくださると嬉しいです。

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