
高校1年次(Grade 10)の生徒は全員、必修カリキュラムの一環として日本語と日本文化を学びます。国際バカロレア ディプロマ・プログラム(DP)でも、言語科目の選択肢の一つとして履修できます。また高校1年次には毎年、北海道二風谷のアイヌの方々との協働プログラムがあり、その言語や文化、伝統的な営みについて学びます。日本の文化が、多くの生徒が想像するよりも奥深く、多様であることに気づかせてくれる機会です。
Japanese Excursion Clubは、本校で最も活発な生徒主導のクラブの一つです。毎月何度も日帰り旅行を企画し、地元のお祭りや歴史ある町並みから地域各地の文化的な名所まで、信州のさまざまな場所を訪れています。

ディスカバー信州基金のおかげで、生徒たちは長野県各地で、より深く学ぶ研修旅行に参加しています。この基金はこれまでに、毎年恒例の観光列車「ろくもん」での旅、寺院での宿泊、そしてかつて京都と江戸を結んだ街道、中山道のハイキングを支えてきました。

毎年11月、生徒たちは軽井沢千住博美術館で作品を展示します。地域の方々にも公開される展覧会で、多くの生徒にとって、校外の人々に自分の作品を発表する初めての経験となります。
生徒たちはShinshu Junior Curling Leagueに出場したり、地域の方々も参加できるワークショップを開いたりしています。また、地元で野生動物の調査と保護に取り組むPicchioなどの団体をキャンパスに招き、その活動を紹介してもらっています。本校で最も長く続くクラブの一つであるTea Ceremony Club(茶道クラブ)は、地元の先生のもとで定期的に集まり、軽井沢町の住民や町長も参加する地域のイベントを開いてきました。
簡素さを味わう「侘び」と、不完全さや時の移ろいを味わう「寂び」は、日本の美意識の中心にあります。UWC ISAKでは、この二つが特別なかたちで息づいています。軽井沢の森にすむカモシカのWabi-kunとムササビのSabi-chanは、みんなに愛される本校のマスコットです。二匹が表す考え方は、全員が手を止めて一緒にキャンパスをきれいにする「定時全校清掃」から、茶道で一つひとつの所作に心を込める時間まで、毎日の生活の中に表れています。




