
UWC ISAK Japanの高校1年次(Grade 10)は、探究と挑戦、そして成長の1年です。世界各地から集まった生徒たちは、最初の1年間で、国際バカロレア ディプロマ・プログラム(DP)とその先で力を発揮するための学力の基礎、リーダーシップのスキル、学習習慣を身につけます。
高校1年次の学びは、互いに結びついた3つの要素で構成されています。「リーダーシップとイノベーション」の授業、文部科学省認定のカリキュラム、そして野外教育です。これらを通じて、生徒は知的にも人間的にも、そして多様性に富んだコミュニティの一員としても成長する機会を得ます。
本校では、リーダーシップとイノベーションの授業を高校1年次の学びと生活の中心に据えています。その考え方はシンプルです。リーダーシップのスキルを伸ばすいちばんの方法は、本物の課題に実際に使ってみることです。
第1学期には、校内のコミュニティ、地域社会、そして広い世界で、何が大切で何が必要とされているのかを探ります。デザイン・スプリントや創造的な課題に取り組みながら、人々のニーズを理解し、根拠を集め、思い込みを問い直し、意義のあるインパクトを生み出す機会を見つける方法を学びます。
第2学期には、身につけたスキルを自分自身のプロジェクトに活かします。メンターや団体、地域のパートナーと協力しながら、アイデアを磨き、解決策を試し、フィードバックを集め、一般公開の発表会で成果を発信します。
最近のプロジェクトには、Motherhouse Japanに提案した持続可能なファッションの取り組みや、MS&AD Insurance Groupと連携して進めた生徒主導の環境プロジェクトMizubeがあります。
土台は高校1年次に築かれます。これらの動画では、最初の1年の様子の一部と、そこから本校の生徒たちが築いてきたものを紹介しています。
高校1年次の生徒は、リーダーシップとイノベーションの授業と並行して、日本の国の教育基準を満たし、DPで力を発揮するための準備となる文部科学省認定のカリキュラムで学びます。少人数でディスカッションを中心とした授業で、数学、英語、人文科学、理科、日本語、芸術など幅広い科目を学びます。
調査、プレゼンテーション、協働プロジェクト、個人研究を通じて、生徒は批判的思考力、コミュニケーション力、問題解決力を伸ばします。リーダーシップとイノベーションの授業で培ったリーダーシップのスキルはすべての教科で強化され、生徒が自分の学びに主体的に取り組み、身の回りの世界と深く考えながら向き合うよう後押しします。

野外教育は、高校1年次の学びの重要な一部です。1年は数日間のキャンプから始まります。生徒同士の関係を築き、困難な状況を乗り越える力を育み、強いコミュニティ意識をつくることがねらいです。
1年を通じて、生徒は野外での学びに参加し、協力し、状況に適応し、リーダーシップを実践することに挑みます。

高校1年次は、それだけで完結する1年ではありません。その先につながる土台です。教科のカリキュラムとリーダーシップとイノベーションの授業の両方を通じて、生徒はDPで力を発揮するために必要な知識、スキル、自立心を身につけます。
多くの生徒は、高校1年次のプロジェクトを創造性・活動・奉仕(CAS)の中で継続し、国際バカロレアの理念の中心にある調査、振り返り、協働、行動という同じプロセスを活かしています。
生徒は高校1年次の終わりに、アドバイザーと相談しながらIBの履修科目を選びます。1年間の学問的な探究、人としての成長、リーダーシップの成長を踏まえ、自分の将来の進路について十分に考えたうえで選択します。
