本校は、リーダーシップとは、大切なことや必要とされていることを見極め、他者と効果的に協働し、目的をもって行動することでポジティブな変化を生み出す実践だと考えています。
• 自分や社会にとって大切なことを見極める
• 困難な状況においても行動を起こす
• 多様な価値観を受け入れて活かす
• 仲間がこれらを実践することをサポートする
生徒は、気づく力、つながる力、行動する力、自律する力、創造する力という五つのリーダーシップ・スキルを身につけます。
これらのスキルは、UWC ISAKのリーダーシップ・モデルの土台となるものです。高校1年次から3年次まで(Grade 10〜12)、リーダーシップとイノベーションのプログラム、教科の学習、コミュニティでの活動、生徒主導の取り組みを通じて育まれます。

UWCムーブメントのなかでUWC ISAKが特色としているのは、コミュニティでイノベーションを起こし、ポジティブな変化を導くために必要な考え方とスキルを育むことに力を注いでいる点です。生徒は人間中心デザインを通じて、人々のニーズを理解し、根拠を集め、思い込みを問い直し、意味のある影響を生み出す機会を見出すことを学びます。また、課題を単なる問題として捉えるのではなく、そこに新たな可能性を見出し、気づきを行動に移すことを学びます。アイデアを形にするためのコミュニケーション力や協働する力も身につけます。これは、世界と真剣に向き合うための枠組みです。
人工知能(AI)によって変わりつつある社会を生きていくには、技術的な知識だけでは足りません。新しい技術を、よく考え、倫理的に、目的をもって使いこなす力が必要です。
生徒は、人々のニーズや価値観を大切にしながら、AIと協働して調査を深め、思い込みを問い直し、アイデアを掘り下げ、より良い意思決定につなげることを学びます。こうした力を身につけることで、生徒はAIを単に答えを得るための手段ではなく、学びや創造、ポジティブな影響を生み出すための道具として使えるようになります。
リーダーシップの育成は、高校1年次(Grade 10)の「リーダーシップとイノベーション」の授業から始まります。生徒はこの授業で、学校や地域社会、さらにその先にある現実の課題に対して、人間中心の解決策を考え出します。その後のIBの期間も、創造性・活動・奉仕(CAS)、生徒主導のクラブ活動や取り組み、そしてUWC ISAKでの生活を自ら形づくる多くの機会を通じて、学びをさらに深めていきます。多くの生徒が、高校1年次に取り組んだプロジェクトを国際バカロレア ディプロマ・プログラム(DP)の期間を通じて発展させ、より意欲的な取り組みへと広げています。
リーダーシップの学びは、教室の外にも広がります。生徒は、地域との連携、文化交流、奉仕活動、生徒主導のプロジェクトを通じて、学んだことを軽井沢や周辺地域で活かしています。
地域の活動への参加、地域団体との協働、ほかの人が学び、つながる機会づくりなど、どのような場面でも、本校は生徒が自ら機会を見出し、率先して動き、自分が属するコミュニティにポジティブな形で貢献するよう促しています。こうした経験は、生徒が身につけたリーダーシップ・スキルを活かし、UWC ISAKのリーダーシップ・モデルを実践の場で体現する、本物の機会となっています。
UWC ISAKの生徒や卒業生が、キャンパスの外でこれらの原則をどのように活かしているかは、ISAK Impact Hubをご覧ください。