日本人生徒による非公式ブログのご紹介

Written By Yuina (Class of 2021, Japan)

こんにちは。ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンの久我優衣奈(高校3年生/12年生)です。

ISAKの友人と共にAmebaで「UWC ISAK 生活日記」と言うブログを運営しているので、そちらを見てくださっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まず初めに、「UWC ISAK 生活日記」をご覧になったことがない方に、簡単に説明させていただきます。「UWC ISAK 生活日記」は、本校の日本人生徒によって運営されている非公式ブログです。UWC ISAKについて、授業・寮生活・部活動・アウトドアなどの視点から、幅広くカバーしています。食堂の食事や週末の過ごし方、外国人生徒のインタビュー等、学校のウェブサイトでは中々見つけることのできない内容の記事は特に人気があります。受験期には「応援企画」と称してエッセイの書き方や面接についての実践的な対策を紹介したり、時には「放課後、空を見上げて思ったこと」のような日常の様子を呟いたり。この類の投稿は、特にそれぞれの執筆者の個性が色濃く出ていて面白く、私のお気に入りです。また、文体や表現からも、日本人と言う小さなグループにも存在する多様性を感じていただけるのかなと思います。こう言った特に目的のないことも思いのまま書けるのは非公式ブログだからこそだと感じており、学校のサポートにはとても感謝しています。

私が「UWC ISAK 生活日記」を始めたのは、10年生が始まったばかりの8月の下旬。当時ルームメイトだった日本人の同級生に誘われたことがきっかけでした。それまで私はSNSを使ったことがなく、ブログを書くと言うのは初めての挑戦だったため、相手のリアクションが見えないことに対する不安もありました。情報が少ない分、私の一言が実際とは異なる印象を与えてしまう可能性も考えると、責任の重さを感じたり。

普段、学生が受験する学校を選ぶ時、口コミ、また偏差値や進学実績のような数値的なものに頼ることも多いと思います。けれど私の受験当時、新設校だったUWC ISAKには、学校のウェブサイト以外ほとんど情報がありませんでした。そのため、ISAKで勉強している自分を具体的に思い描くことが難しく、受験は手探りでした。当時UWC ISAKに関するブログを日々探していた自分を思い出して、やはりより多くの人に本校を知って、受験に挑戦して欲しいと言う思いで、友人の誘いを受けました。

そうしてブログを書いていくうち、初めは一桁だった閲覧者数が次第に二桁になり、三桁になり、次第に不安も減っていきました。同時に質問やコメントもいただけるようになり、軽井沢にいても全国の人と繋がれているのだなと実感するようになると、更新速度も自然と上がっていきました。新入生に「ブログ読んでたよ!」と言ってもらったり、ブログで紹介したイベントに参加してくださった方々と仲良くなったり。このブログがなければUWC ISAKを受験したり、イベントに参加することのなかった人たちに会うことができ、あの時ブログを始めてよかったなと思っています。また、誘ってくれた友人には、とても感謝しています。

勉強や課外活動が忙しくなってくると、中々、「ブログを書こう!」と言う気力が上がってこないこともあります。企画を始めて、中途半端に終わらせてしまったり、気がついたら紹介するはずだったイベントの締め切りギリギリになっていたり、、、。けれど気づけば残り少ないUWC ISAKでの日々を、友人とともに、ブログという形に残しておきたいなと思います。そしてそれを読んで、1人でも私たちの学校に興味を持ってくださる人が現れるなら、これ以上嬉しいことはありません。

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